「農業をやる」ということは「町を知る」ということ
おはよう、こんにちは、こんばんは。僕は自転車で日本縦断している岸川 僚です。僕は佐賀県出身の21歳。
『誰だよお前』て、なった方もいると思いますが、僕は今、浦幌町にあるハハハホステルでヘルパーとして、3ヶ月間滞在しています。
浦幌は一次産業が盛んで若い起業者も多い。僕は今まで狭い世界でしか生きてきませんでした。なので、今はたくさんの経験を積みたくて、旅の休憩も兼ねて浦幌町にきました。
まずは農業をやりたい!
でも、どうやって農家さんと繋がれるんだろう…
そんな時は、ハハハホステルの小松さんに相談!
農業のバイトがしたいとお願いしたら紹介してくださいました。
僕が今回お世話になるのは橋枝物産。市街地から少し離れた浦幌川沿いにあります。
僕は自転車で行っていたので、ハハハホステルから約10分。なのでアクセスは抜群です!
こちらで育てられている野菜は主に、小麦、ビート、スイートコーン、小豆、かぼちゃ、じゃがいも、たまねぎ など。
さらに芝桜、ビンカミノール、フッキソウ、ポリゴヌム、ステラデオーロ、笹類、アルメディア、ダイアンサス、タイムロンギガウリスなどの植物も栽培されてます。
今回のお仕事
今回は5月に植える種芋のサイズ選別を行う仕事です。種芋とは、その名の通りタネになるじゃがいもです。種芋専門の農家さんから購入されています。
種芋の山を3人(橋枝さん、橋枝さんの奥さん、僕)で、ひたすら選別して行きます。
作業中は、お話し好きの橋枝さんたちと3人で楽しく談笑しながら選別していました。例えばこの前は、浦幌牛乳という美味しい牛乳があるのですが、その安売りが年に2回あるから大量買いのチャンス。とか、TVでYouTubeが見れるようにした!などなど。作業と全く関係ない話ばかりです。
余談なんですが、浦幌の方達はなんでも自分達でやっているので、知識も最先端です。生きる力が本当にすごいです。
作業中でもたくさんの業者さんや地元の方達が来られます。
その際は、橋枝さんが対応されますが、どうやらその度に話が膨らむようで、毎回ずっと話されています。そしたら橋枝さんの奥さんが僕の横で『まぁーた、長話してる。』なんて愚痴を言われます。ほんと、仲のいい夫婦だな。微笑ましいです。
みなさん、ちなみにこのじゃがいもの中は何色だと思いますか?
そりゃあ、黄色じゃないの?
と思われる方が多いと思いますが
実は、、、
ピンク、紫!!!
なんかカラフルですよね。
このじゃがいもたちはこれからポテトチップスになるそうです。
⬇︎完成品がこちら⬇︎
https://mie-hamaji.com/2019/08/3113
橋枝物産のホームページはこちら
https://www.hashieda.com/
興味があるけど、連絡が難しい方は、ザ・ベジタブルショップ21(営業期間4月〜11月)
https://www.hashieda.com/thevegetable21/
橋枝さんが育てた野菜も購入することができ、お会いすることもできます。ぜひ、訪れてお話ししてみてください!
インターネットやSNSでなんでもわかってしまう時代。でも、実際に足を運んで、見て、動いて、話して、やってみないとわからないことがまだ沢山あった。地域で働くということは、この町を深く知るということ。今まで地元に閉じこもったままでは経験できなかったことが、この町ではたくさんできる。そんな事に気付かせてくれました。