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滞在記 2022.04.02 Update

「農業をやる」ということは「町を知る」ということ

おはよう、こんにちは、こんばんは。僕は自転車で日本縦断している岸川 僚です。僕は佐賀県出身の21歳。
『誰だよお前』て、なった方もいると思いますが、僕は今、浦幌町にあるハハハホステルでヘルパーとして、3ヶ月間滞在しています。
浦幌は一次産業が盛んで若い起業者も多い。僕は今まで狭い世界でしか生きてきませんでした。なので、今はたくさんの経験を積みたくて、旅の休憩も兼ねて浦幌町にきました。


まずは農業をやりたい!

橋枝物産の畑、家、作業場

でも、どうやって農家さんと繋がれるんだろう…

そんな時は、ハハハホステルの小松さんに相談!
農業のバイトがしたいとお願いしたら紹介してくださいました。

僕が今回お世話になるのは橋枝物産。市街地から少し離れた浦幌川沿いにあります。
僕は自転車で行っていたので、ハハハホステルから約10分。なのでアクセスは抜群です!

こちらで育てられている野菜は主に、小麦、ビート、スイートコーン、小豆、かぼちゃ、じゃがいも、たまねぎ など。

ビニールハウスでブロッコリーも!!
2週間前に植えた玉ねぎのタネから芽が!!

さらに芝桜、ビンカミノール、フッキソウ、ポリゴヌム、ステラデオーロ、笹類、アルメディア、ダイアンサス、タイムロンギガウリスなどの植物も栽培されてます。


今回のお仕事

種芋の選別をしている橋枝さん

今回は5月に植える種芋のサイズ選別を行う仕事です。種芋とは、その名の通りタネになるじゃがいもです。種芋専門の農家さんから購入されています。

種芋の山を3人(橋枝さん、橋枝さんの奥さん、僕)で、ひたすら選別して行きます。

作業中は、お話し好きの橋枝さんたちと3人で楽しく談笑しながら選別していました。例えばこの前は、浦幌牛乳という美味しい牛乳があるのですが、その安売りが年に2回あるから大量買いのチャンス。とか、TVでYouTubeが見れるようにした!などなど。作業と全く関係ない話ばかりです。

余談なんですが、浦幌の方達はなんでも自分達でやっているので、知識も最先端です。生きる力が本当にすごいです。

作業中でもたくさんの業者さんや地元の方達が来られます。

その際は、橋枝さんが対応されますが、どうやらその度に話が膨らむようで、毎回ずっと話されています。そしたら橋枝さんの奥さんが僕の横で『まぁーた、長話してる。』なんて愚痴を言われます。ほんと、仲のいい夫婦だな。微笑ましいです。

みなさん、ちなみにこのじゃがいもの中は何色だと思いますか?

アンデスレッド

そりゃあ、黄色じゃないの?

と思われる方が多いと思いますが

実は、、、

シャドークイーン
ノーザンルビー

ピンク、紫!!!

なんかカラフルですよね。

このじゃがいもたちはこれからポテトチップスになるそうです。

⬇︎完成品がこちら⬇︎
https://mie-hamaji.com/2019/08/3113

橋枝物産のホームページはこちら
https://www.hashieda.com/

興味があるけど、連絡が難しい方は、ザ・ベジタブルショップ21(営業期間4月〜11月)
https://www.hashieda.com/thevegetable21/

橋枝さんが育てた野菜も購入することができ、お会いすることもできます。ぜひ、訪れてお話ししてみてください!

最後にパシャリ!

インターネットやSNSでなんでもわかってしまう時代。でも、実際に足を運んで、見て、動いて、話して、やってみないとわからないことがまだ沢山あった。地域で働くということは、この町を深く知るということ。今まで地元に閉じこもったままでは経験できなかったことが、この町ではたくさんできる。そんな事に気付かせてくれました。

浦幌の市街地と夕陽がよく見える、いつも行くところ。

この記事を書いた人

この記事を書いた人岸川 僚

岸川 僚

僕は本土最南端の鹿児島県佐多岬から最北端の北海道宗谷岬まで自転車で日本縦断している21歳。佐賀県の高卒工場に就職後、約3年で退職。今は、退職後に買ったカメラ片手に全国を回っています。浦幌町では、ハハハホステルを拠点に2022年3月〜5月までの3ヶ月間滞在しています。浦幌の方達は優しくて、外から来た僕にも明るく接してくれる方が沢山います!バイト先でもとてもよくしてもらいました。また、帰りたい場所ができたなぁ〜。

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