浦幌の産業
喜んでくれる人が
見える距離感で
お客さんと店員さん。このまちなら、大体が顔なじみ。
お互いのことを知っているから、逆の立場になったとき
今度はもてなしてあげようと心から思える。
世界中が注目する大きな仕事はありませんが、
人とのつながりで生まれる体温の通った仕事ばかりです。
誰かのために役に立つ。そのお礼としてお金をもらう。
小さな町だから感じられる働きがいが、きっとあります。
浦幌町の産業
農業
豊富な食が自慢の浦幌町を支える、
代表的な仕事です。
浦幌町の総面積729.75k㎡のうち約110k㎡が農地となっており、まちの主要な産業のひとつです。夏でも朝晩は冷え込み、昼間は温暖な気候であることから、甘みの強い作物が育ちやすいのが特徴。てんさい・小麦・じゃがいも(でんぷん)などの畑作、うらほろ和牛・ばんばなどの畜産が中心となっています。近年は関西の修学旅行生が体験に訪れたりもしています。
例えばこんな体験・
働き方ができます!
- ・乳牛や肉牛を育てる牧場での飼育補助
- ・広大な土地や自然を感じながら野菜を育てる畑作業
- ・朝早くから働き、夕方からは自由に過ごす半農半Xのライフスタイル
水産業
山や森だけじゃなく、
海の幸にも恵まれる浦幌町。
十勝といえば農業のイメージが強いですが、太平洋に面し、漁業も盛んなのが浦幌町の特徴。鮭・ししゃも・毛ガニなど、胆振やオホーツク地方にも負けない味覚が揃います。まちの中心部から車で20分ほどの距離に漁港があり、水揚げされたものは釧路市や大津(豊頃町)の漁港から流通。こうした恵まれた立地が、食料自給率2900%といわれる環境を生み出しています。
例えばこんな体験・
働き方ができます!
- ・朝焼けとともに漁船で海へと出かける定置網漁
- ・水揚げされた海産物を食卓の主役に変える加工・販売
- ・全国から漁期に合わせて集まる仲間と力を合わせて働く
林業
樹木を扱う林業では、
自然や循環を感じられます。
浦幌町内の面積は、7割ほどを森林が占めています。トドマツ・カラマツ・クリーンラーチなどの針葉樹が豊富で、多くは輸出コンテナの包装材やチップ(紙の原料)に。近年はフローリングや柱などの建材としても使われています。林業は50年前に植えられたものをいま伐採し、50年後のために植樹する、というように循環を感じられる仕事です。
例えばこんな体験・
働き方ができます!
- ・豊かな森林に囲まれて、木材として使用する木の伐採や植樹
- ・伐採された木を、製品にするための木材加工
- ・伐採や加工など、木を中心に支え合いながら成り立っている林業の世界を知る
商業
浦幌の人たちと触れ合いながら、
暮らしを支える。
浦幌町の駅前通りは、歩道がレンガ舗装になっていて、どことなくレトロな雰囲気。商店街を中心として、町並みは整然とした印象があります。道東の主要都市である帯広市と釧路市の間という立地から食文化も影響を受けており、それぞれの名物である豚丼とスパカツを提供する飲食店が町内にはあります。人口の少ない町ですが、地元の商店を利用する町民が多く、買い物など生活には困りません。
例えばこんな体験・
働き方ができます!
- ・地元の豊富な食材を活用して提供する飲食店
- ・地方でのコミュニティに関わる仕事
- ・地元の人と触れ合いながら生活を支える仕事
工業
その他の産業を
下支えする、大切な役割。
豊かな一次産業を支える存在として、生産物を加工する工場なども浦幌町にはあります。乳製品・でんぷん・フリーズドライなど、新しい価値を加えてお客さまの元へと流通していきます。浦幌町は小高い山に囲まれており、河川なども通るため、護岸工事や山の土砂崩れによる工事も多くあります。道内の他地域に比べ降雪は少ない方ですが、冬には除雪の仕事もあります。
例えばこんな体験・
働き方ができます!
- ・町内で採れた生乳の乳製品への加工
- ・地域の暮らしを支える土木建設業
- ・作物や海産物を加工して商品として届けるための大切な役割を担う