”eat in”は、浦幌町飲食店の魅力発信するプロジェクトです。2021年度採用の地域おこし協力隊の4人で取り組んでいます。
「eat in:自宅で食事する」には、「家でごはんを食べるように浦幌町で食事を楽しみたい」という思いがこめられています。
魅力発見・発信だけでなく浦幌を訪れるきっかけづくりや、関係人口の増加を目指し、浦幌新参者の4人ならではのなまらうまい‼をお届けします!
皆さんこんにちは!eat in(浦幌町飲食店の魅力発信するプロジェクト)です!
今回は、「ちゃんこ両国」の魅力についてご紹介します。
- 冬だ!鍋だ!両国だ!!!
運ばれてきたお鍋の中には、野菜や魚が肩を寄せ合うようにお行儀よく並んでいる。
この姿を見て自然とニッコリ。鍋に火をかけると鶏ガラベースのスープに野菜や肉の出汁が混ざり合い美味しそうなにおいに、ウットリ。
また、両国の料理には、店主稲垣さんの「地域のものを地域の味で提供したい」という強い想いから、道産食材が多く使われている。そんなちゃんこ鍋の具材たちはスープの旨味をたっぷり吸いつつ、優しい味わいなため、最後まで飽きることなく楽しむことができる。〆のおじやももちろん、舌鼓を打つ美味しさ!ペロリと食べられる一品である。
- おうちで楽しむちゃんこ鍋
両国はちゃんこ鍋のテイクアウトも可能!
なんと、町内であればお鍋の貸し出しもしてくれるため、おうちで気軽に両国のちゃんこを味わうことができる。もちろん自宅の鍋に準備してもらうことも可能である。また、年末は混み合うことが予想されるので早めに連絡するのが吉だ。
- 両国の名脇役たち
両国は、ちょっとしたおつまみもとびっきり美味しい!唐揚げにお刺身、なかでも“アゲ納豆”がおすすめ。お揚げの中にひきわり納豆と刻みネギが入っており、素朴な味わいだがいくらでも食べられてしまう。どの料理もお酒によく合う、“酒泥棒”なので飲み過ぎ注意!
- まいにち美味しい、両国の日替わり定食
両国の日替わり定食 (850 円 ) は、春には「こごみ」や「ワラビ」、秋には「秋刀魚」や「秋あじ」など、旬の食材が使われており、その時期ならではの美味しさを堪能できる。ある日の日替わり定食では、シャキシャキとした食感のレンコンのつくねや、常連さんが浦幌で収穫したワラビの酢の物などを味わうことができた。
もう一つの日替わり定食の魅力は、料理の内容が本当に「毎日」異なることである。「毎日来る常連さんのために、いつも違う定食を作っているんだよ。」と店主の稲垣直枝さんは語っていた。毎日通っても飽きることのない、まさに「日替わり」定食である。
旬を堪能して、毎日ちがう美味しさに出会うことができる。そんな魅力溢れる日替わり定食を味わってみてはいかがでしょうか。
- まっちのも〜っとおいしくなる話!!
店に入り、明るい笑顔で迎え入れてくれるのは店主の稲垣直枝さん。店を一人で営んでいるため「本当に大変」だという一方で、一人だからこそ気楽に営業が出来ているという一面も。
実は定番のちゃんこ鍋よりも一品料理の方が時間がかかるので、夜よりも昼の方が忙しいとのこと。そのため、昼の料理提供まではお客さんに時間をもらうことが多いが、それでも「なるべく美味しくて温かいものを」という直枝さんのこだわりは、料理を通して伝わってくる。
「鍋のスープも他のメニューの味付けも、誰にも教えない。私が辞めたらそれで終わり」と直枝さん。
誰かに教えたり後を継いでもらうことで、お客さんに「味が変わった」と言われたくないし、この店の味を求めて来るお客さんに失礼だという想いから後継者などは考えていないという。
味への自信と経営者としての強さが直枝さんの言葉の処々から感じられた。
ちゃんこ両国
住所 〒089-5603 北海道十勝郡浦幌町字本町31
電話番号 015-576-3075
営業時間 11:30-14:00/17:00-21:00
定休日 土曜日(夜のみ営業)、日曜日
駐車場 店前3台、共同駐車場3台
予約推奨/個室・カウンター/テイクアウトあり
※本記事は、『eat in』vol.2のweb版です。