【中高生向け仕事体験イベント】うらほろクエストを行いました【イベントレポート】
(一社)十勝うらほろ樂舎と協力し、地元の中高生を対象とした職業体験プログラムを新たに始めました!
暮らしていても実は知らない地元の仕事のこと。事業者の課題をクエストに見立て、クエストクリアに挑むこのプログラム。その名も題して、「うらほろクエスト」。
この夏は、2人の中学生が浦幌木炭でのうらほろクエストに参加してくれました。
この記事は、その時の様子を記録したものです。ぜひご覧ください。
▼募集チラシはこちら
・ハハハホステルに集合。
7月31日の朝9時。ハハハホステルに集合し、まずはイベントの内容の説明から。事業者の仕事体験を通じて働くことを学ぶとともに事業者のクエストクリアに挑みます。
元々イベントは午後からの予定でしたが、猛暑により熱中症の危険があったため時間が変更になりました。真夏の炭窯の中はサウナほどの温度にもなります。そんな仕事の大変さも中学生たちは学びました。
(株)浦幌木炭のクエストは
「浦幌木炭の販路を拡大せよ」
仕事体験をしながら、クエストクリアのヒントを探します。
いざ出発です。
・炭窯体験
浦幌木炭に到着すると、すでに作業が始まっていました。今日は新しく焼く木材を炭窯に入れる窯入れ作業!
背古円さんの他に先代の職人さん、職人見習いさん、体験に来ていた大学生2人、などなど頼れる大人が受け入れてくださいました。
賑やかに作業が始まります。
木材を手押し車に載せ、
運んで、
窯の中に並べる。
・道の駅に納品
浦幌木炭から徒歩圏内の道の駅うらほろに納品へ伺いました。
円さんが一つ一つ商品と値付け方法について説明してくれました。
・炭窯や敷地内の説明
昨日炭出しした出来立ての木炭について説明を受けます。
使われていない炭窯も見学しました。現在修理中ですが、炭窯の作り方や直す方法の正解はなく、手探りなんだとか。どの素材を使って修復するか、答えがないなか試行錯誤を重ねるしかないようです。
・体験終了!いかがでしたか?
<体験した感想>
参加者Aさん(左):普段できないような体験の機会をもらえてよかったです。教科書から学べないことを職人さんから聞けたのもよかったです。
参加者Bさん(右):木は重たくて硬いから加工をする仕事は大変だなというのは想像していたけど、それを体験することで大変さを実感できてよかったです。
<受け入れ事業者から>
汚れる仕事だから大変だったと思うけど、中学生たちは頑張って作業してくれました。体験の中で話した課題が色々あるので中学生の柔軟な脳みそで販路拡大に協力してくれたら嬉しいです。中学生が頑張って宣伝してくれたらいろんな人に届くと思うので、よろしくお願いします。
・ハハハホステルに戻って1時間程度相談
体験したことや話してもらった内容を忘れないうちにまとめます。
新鮮な気持ちでクエストクリアの指令書へ書き込む2人。
・1日目を終えて
参加者Aさん
-炭窯はいかがでしたか?
「体験を通していろんなことを身近に感じられてよかったです。何気なく使っているものが作られる工程を知って、ものに対する感謝の気持ちが湧きました」
-戻ってきて振り返りをしてどう感じましたか。
「改めて自分の住む街・浦幌町の仕事のことを考えることができていい体験になりました」
-二日目に向けて意気込みをお願いします。
「二日目は木炭をどう広げていくとか、クエストクリアに向けて色々考えて頑張りたいと思います」
参加者Bさん
-炭窯体験はいかがでしたか?
「考えていたより木炭を作るのはとても大変で、でもとても面白かったです」
-戻ってきて振り返りをしてどう感じましたか。
「自分達で新たなこと(販路拡大)を考えて案を出すっていうのが面白いことでした」
-二日目に向けて意気込みをお願いします。
「次は今考えている案を実行するためにより詳しい内容に入っていきたいと思います」
・窯出し体験も行いました
イベント初日に参加できなかったもう一人の参加者も、後日体験を行いました。
受け入れてくださった浦幌木炭さん、ありがとうございます!
この日は炭窯の外へ焼き上がった炭を出す作業でした。
・二日目へつづく
次回はいよいよクエストクリアに向けた、ワークショップ。3人の体験と知恵を振り絞り、浦幌木炭の販路拡大となるか?!
二日目は8月10日の予定でしたが、都合により延期して行います。イベントレポート後編をお待ちください!
共催:(一社)十勝うらほろ樂舎、(株)リペリエンス 後援:浦幌町