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2024.05.30 Update

【社長インタビュー】株式会社坂口ファーム 坂口福司さん

「大変なことの方が多いけれど、それでも搾乳して、牛舎の寝藁(ねわら)を入れて、牛舎を綺麗にして、一仕事終えた瞬間っていうのは達成感もあるし、悪くない瞬間だね」。そう語るのは、坂口ファームの坂口福司さん。朝夕2回の搾乳に加えて、夏場の畑作などを現在は家族のみで行っている坂口ファームの牛舎にお邪魔してきました。

前半は坂口ファームで撮影させていただいたフォトギャラリー、後半は福司さんへのショートインタビューという2本立て構成です。


−まずは坂口ファームさんの形態などをお伺いできればと思います。

形態としては畑作と酪農の混同です。主力は乳業の搾乳で年間700トンぐらいを出荷しています。牛の数だと乳牛が60頭ちょっと、搾乳する前の若牛が40頭ちょっとなので、合わせると100頭以上の牛がいます。

畑の方は小麦と大豆がメイン。あとは牛に食べさせる飼料用とうもろこしのデントコーンというものも作ってます。

−ここ最近で牛の数には変動はあるんでしょうか?

最近はずっとこれぐらいだね。今ある牛舎がいっぱいだからこれ以上は増やせないし。12ヶ月から子牛が生まれる前ぐらいの時期の馬は他に預けてるのでうちにはいないけれど。

−福司さんご自身はどういった流れでこちらで働くことになったんですか?

俺は浦幌高校を出た後に、本別の農業大学校で酪農の資格を取ったり農家実習に行ったりして。その学校を卒業してからはずっとここで働いてる。

福司さんで何代目になるんですか?

俺で4代目になるかな。多分だけど浦幌に入ってきてからぐらいになるね。

−季節ごとに仕事の内容を教えていただけますか?

畑の話で言うと、4月の末には牧草の追肥とか小麦の管理とかが始まって、5月のGWの最後ぐらいからデントコーンやら大豆やらが始まる。で6月の半ばぐらいに一番草(その年で最初に収穫する牧草)の収穫が終わったと思ったら、小麦の収穫。小麦の収穫が完全に終わる前に小麦から麦稈(牛の寝藁)の収穫、みたいな感じかな。そこから少しだけ間が空いてお盆が過ぎたら二番草の収穫が始まる。で9月の中頃にデントコーンの収穫を終えて、小麦の秋まき。

牛の飼料になるデントコーンや牧草の収穫は、牛の成長に関わるものになるから結構シビアだね。収穫は一日だけど、下手したら牛の一年の乳量にも影響があるので。天気とにらめっこしながら収穫日を見極めてるんだよ。

これだけ畑作の仕事があって、その間に牛の搾乳もあるわけですよね。相当の作業量ですね。

だから時には他の農家さんにもお世話になったりするね。1人じゃなにもできないから。収穫した藁を一箇所に集めてもらったり、ほんとに助けてもらってばっかりだね。

現在、坂口ファームさんでは求人を募集中ですよね。業務内容は主にどんなものになるんでしょうか?

基本的には、朝夕の搾乳ですね。慣れてきたら少しだけ日中の作業もお願いできればと思ってはいるんですが、主となるのは朝夕の牛に関わる仕事です。

時間で言うと朝は4:30~7:30ぐらい、夕方は15:30~18:00ぐらい。

福司さん的にどんな人がこの仕事に合っていると思いますかね?

うーん。まあやる気さえあればいいと思うんですけどね。あとは正直であること。

あと強いて言うなら、綺麗好きな方だと嬉しいですね。生き物と接する仕事であるが故に、時に生死に関わってくることもあるので。

−長くこの仕事をしている福司さんが思う、この仕事の魅力や楽しい瞬間ってありますか?

今は大変なことも多くて、あんまり考えられていないけれど(笑)。それでも搾乳して、牛舎の寝藁を入れて、牛舎を綺麗にして、一仕事終えた瞬間っていうのは達成感もあるし、悪くない瞬間だね。

−逆にこの仕事の厳しい部分なんかもあれば教えていただけますか?

生き物相手の仕事だから、簡単には休めないし、朝も早いから遅くまで街で飲んだりとかはできないのが自分からしたら辛いね。

あとは、一番は経営面ですかね。今は本当にどの牛屋さんもそうだと思うけど。

−お時間いただきありがとうございました。

坂口ファームでは現在正社員を募集しています。
詳細はこちらからご覧いただけます。

この記事を書いた人

この記事を書いた人長崎航平

長崎航平

2001年生まれ、長野県上田市出身。
旅の途中で行き着いた浦幌町にひょんなことから1ヶ月ほど滞在。
柴犬とエビチリが好き。

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