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暮らす人 2022.08.28 Update

【暮らす人】ようこそ、たかちゃん!

こんにちは!つつうらうら事務局の風子です。

今回から始まったシリーズ「暮らす人」。このシリーズでは浦幌町に暮らす人々を紹介していきます。

本日ご紹介するのはこの方!

たかちゃんこと「須田考哉」さんです。

須田さんプロフィール:
1994年生まれ。上士幌町出身。大学卒業後、十勝に戻り帯広市役所に勤める。2022年4月より派遣で浦幌町役場にて勤務するために浦幌町へ移住。派遣期間は2年。

-今回派遣でいらっしゃったということですが、どのような形でお話をいただいたんですか?

帯広市役所内で頻繁に募集があるのですが、今年の町村派遣先がたまたま浦幌町でした。
地域との距離が近い町村のしごとに元々興味を持っていて、中でも浦幌町はこれから関わりを作っていきたいと考えていたタイミングだったんです。公募を見て「これはもう、自分が行きたい…!」と思って立候補しました。周りからは「どうして?」と言われることもありました(笑)。

帯広市役所時代。写真後列真ん中。

-元々、浦幌のことは知っていたんですね…! どんな印象をお持ちでしたか?

僕自身が漁業に対する興味関心を強く持っていて、十勝管内で漁業が盛んな地域は限られるので浦幌自体が気になっていたんです。大樹町や広尾町とは関わりがあったけれど大津漁港や厚内漁港とのつながりはなく、知りたいなと思っていました。

また、古賀詠風くんのことを人づてに知っていて、お会いしてみたかったので自分の主催する魚会(季節の美味しい魚を料理して楽しむ集まり)に招待しました。
その後仕事の都合で浦幌にきた際に詠風くんが浦幌ツアーを組んでくれて、(株)ciokayさん、(一社)十勝うらほろ樂舎さん、(株)浦幌木炭さんを視察しました。
特に(株)ciokayのさんは同い年で社長をされていて、すごいと思いました。

浦幌町の取り組みを見ていると、幅広い世代が同じ方向を向いているところがすごくいいなと思っています。あと若い人たちが実際にやって動いているのがいいなと思っていて。
この動きを十勝の他の市町村にも波及させたいと感じて、浦幌にどんどん興味が湧いていったんです。

派遣の話が出る前にも帯広にいながら浦幌との関係を作りたいなと思っていて、浦幌での魚会を企画したりもしました。

-なるほど。実際に浦幌に来ることが決まってからどんな準備をされましたか?

こちらに来る前は引き継ぎやプライベートの準備が忙しくて、あまり「浦幌に来る準備」というものはできませんでした。ただ、期間は2年間と初めから決まっているので、心算はしっかりしてきました。2年間という機会をいただいて「どうして行くのか」というところをしっかり考え、周りにも納得してもらえるようにするぞ、と。なのでこの二年間のすべてを人と繋がることに使おうと決めました。「行きたい!」と初めに思ったきっかけである正直な気持ちに従って、自分だからできる人との繋がりを築こう、と。

-来てから今まで過ごしていかがですか?

あっという間でした。最初の1ヶ月は前のめりに全部参加しました。無理をしてでも顔を出そう、と。しかし、自分が思い描いていたような繋がりや思いを言い合える人があまりできず「何もできないまま帰ることになるんじゃないか…。」と少し焦っていました。しかし妻に「焦らなくても大丈夫だよ」と言われ、次第に落ち着きました。

今ではイベントに参加するごとに思っていたような繋がりを築けているなと感じています。
先日も厚内漁港で船に乗せてもらいました。自分が好きな第一次産業について関わり、従事者の話を聞くことをこれからも続けていきたいです。

厚内漁港(須田さんご本人が撮影)

-今はどんな仕事をされていますか?

僕はまちづくり政策課というところに所属しています。地域に密着していて、業務の幅はすごく広いので一言では言えないのですが、メインは作る仕事です。まちづくりに関することをなんでもやってみる部署です。

例えば恋活イベント「ウラホロマッチ」という企画も担当しています。

開催中止となったウラホロマッチのポスター。

8月に開催予定の分は感染状況を見て中止となりましたが、冬にまた別のイベントとして考えています。ですので、皆さんどうぞお楽しみに。

草取りなど町内の施設管理をはじめ、ふるさと納税業務をやったり、補助金の関係をやったり、浦幌町にある59行政区の維持管理費用に関する業務もあります。

花壇整備の様子。

-休日はどのように過ごしていますか?

ほとんどを人と会うことに使っています。二年間はあっという間に過ぎてしまうと思うので、時間を無駄にしないよう過ごしたくて。

先日で言うと、帯広勤務時代から休日に主催していた魚会を、浦幌でも開催しました。これからも浦幌にいる間に、季節の味覚を味わう魚会を実施していきたいなと思っています。(魚会とは、須田さんが近郊の市場やスーパーから仕入れてきた地場産の魚を捌き調理したものを、友人知人に振る舞う会のこと。私も魚会にお邪魔してきましたが、味も見た目も料理店並みでした!)

魚会にて準備している須田さん。

平日も結構埋まっていることがあって…(笑)。町内のバレーや卓球などに参加しています。

-忙しそうですね(笑)。浦幌の暮らしを満喫しているようで何よりです。これからの日々の意気込みを教えてください!

町民のみなさんからのお誘いもお待ちしております!
二年間交流して走り抜けたいと思います(笑)。

-浦幌にきて感じたことはありますか?

やっぱり人との距離が近いですね。僕は人との繋がりを求めて浦幌にきたのですごく嬉しいです。町内会という機能も現役なところなどに驚きました。…帯広にもあるんですけど、こんな濃密な交流があるとは想像以上でした。

浦幌町役場で仕事している様子。

ー最後に、つつうらうらのHPに掲載されている中でやってみたい体験はありますか?

自分が興味ある体験してみたいことは七協水産さんの秋鮭定置網です! これまでも漁の体験をさせていただいているけど、漁業は知りたくても知れない世界だと思っているので、秋鮭定置網という十勝の代表的な漁がどう行われて、どんな方の想いが食材にのって、自分たちの食卓に届いているのか。それを実際に見れるということは非常にレアな経験だと思います!

ー須田さん、お話ありがとうございました!

須田さんおすすめの七協水産では現在求人募集と就業体験の募集を掲載しています。
漁師への憧れや水産業に関わりたいと考えている方はぜひお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。

INFORMATION

株式会社七協水産

浦幌町の港町 厚内地区で、サケ定置網漁業をしています。浦幌町の漁業の雰囲気を体感できる現場見学の受入を行っています。

北海道十勝郡浦幌町厚内189番地

https://tsutsuuraura.jp/worker/archive/164/

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