こんにちは!
つつうらうら事務局のふうこです。
今回は9月に実施した「一足先に秋の気配を感じる浦幌町の一次産業ツアー」の様子をお伝えします。
▼ツアー概要はこちら
https://tsutsuuraura.jp/blog/2456/
事前学習タイム
まず、初日は夕方集合でハハハホステルにチェックイン!
参加者みんなの自己紹介など、オリエンテーションを経て、翌日の体験先や体験する内容について予習のお時間。20時ごろ終了し、翌日に向けて各自お休みです。
秋の山に入り、北村林業で地拵え準備を体験!
午前中は北村林業さんでの体験。
秋は翌年の植林へ向けた準備の期間です。地拵えという作業が行われます。
地拵え(じごしらえ)というのは伐採後に取り残された木の根や枝などを整理し、新たな苗を植栽できるように土地を整理する作業のこと。造林の上で大事な作業です。
今回の体験では地拵えの範囲を決める作業。
基準の長さを測りながら、杭を打っていきます。

二班に分かれ、社員の方々に教えていただきながら作業を進めます。

地面の凹凸に合わせて棒を斜めにしてしまうと、測る長さが変わってしまうので、並行であることを確認します。まっすぐ棒を突き刺すのは難しいんです。
質問タイムを経て午前中の北村林業体験は終了!
山田農場で畜産を体験!給餌と掃除で牛の状態を観察する。
午後からは稲穂地区で畜産を営む山田農場さんで体験!
餌置き場の掃除からスタート。
その後、粗飼料や配合飼料の給餌をしていきました。
最後は寝藁から糞を取り除いてその日の作業は終了。
参加者の感想
一言で言うと、一次産業に感謝です!!
林業の現場に行くのは初めてで 50年とか経たないと樹木としての成果は見えないお仕事にも関わらず、 誰に感謝されるでもなくてもいいから 確かに人々の生活に必要な産業として誇りを持って取り組んでいらっしゃる姿に感動しました。
牛を飼養するのもほんとうに大変だなと。 生き物と一緒にやっていく産業だからこそ 牛の健康への配慮を忘れずにお世話をしている様子がうかがえました。 かつ人間の生活を大事にしている素敵な農場だと思いました。
2時間程度の作業だったけれど、干し草を運ぶのが大変でした。 これをあと6時間近く続けてそれを何日も行っていらっしゃると思うと忍耐はもちろんですが好きじゃないと続けられないだろうなあと思いました。
参加者Aさん
ただただ貴重な体験をさせていただき、楽しかったです。
林業はまったく想像できないほど「身近」とは程遠く、しかしよくよく考えたら生活になくてはならない産業。考えていたら当たり前ですが、長いスパンで山を見つめる、尊いお仕事だと感じました。
また、肉が苦手で畜産業に対して実は少し苦手意識がありました。しかし、山田さんやスタッフの方の愛情、健やかに育つ牛たちが愛おしく、イメージが変わりました。事前学習で畜産業が多種多様だと知れたことも大きかったと思います。
参加者Bさん
現在、浦幌を知り、あじわう!工場見学ツアーの参加者を募集しています。
<このツアーでできること>
①浦幌町長と意見交換!
人口4100人の浦幌町で実際にまちづくりを行っている町長と対談をすることができます。
なかなかない、直接お話しできる機会をぜひ!
②工場見学:玉置機械工業株式会社
昭和42年に設立され、はじめは林業クレーンをメインに鉄工所としてスタートした玉置機械工業株式会社。製品は道内のみならず東北方面にも出荷されており、林業界の省力化に大きく貢献しています。
③工場見学:木下林業株式会社
浦幌町で創業した木下林業株式会社。創業してもうすぐ100周年を迎えることを記念して、浦幌町産のミズナラ等の木をつかった新事務所が建てられました。事業として、原木を角材や板材等に加工する製材や、木材チップの製造・販売、社有林や個人山林の管理を行っています。
④浦幌町の魅力的なスポットをめぐる
浦幌町出身の大学生がお送りする、おすすめのスポットを巡ります!
「浦幌町での暮らし、働き方に興味がある」
「春休み、北海道の大自然を身体で感じたい!」
そんな方は、今回のツアーぜひご参加ください
▼詳細はこちら
https://tsutsuuraura.jp/blog/2697/
お問い合わせ・お申し込みお待ちしております!
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